会席料理 マナー
会席料理は、
武士や貴族が宴会で
お客さんをもてなすために出した
本膳料理がルーツと言われます。
お酒を楽しむ為の席であるため、
ご飯は一番最後となっています。
最後に、
ご飯、止め椀、香の物が出されますが、
どの順番に手をつけますか?
食事のマナー【電子書籍】[ 西出ひろ子 ]
先ずは、
左にご飯茶碗、右に止め椀が置かれます。
次に、
取った蓋は、
それぞれの両脇に上向きに置きます。
(大きい蓋を下に、小さい蓋を上に、
裏合わせに置いてもいいようです)
いただく順番は、
止め椀を一口飲んで、次にご飯です。
その次が香の物となります。
香の物の後は、必ず止め椀かご飯に移ります。
香の物を先に食べることは、
お口直しの意味になり、
「きょうの料理はまずかったなあ~」
と思われてしまいます。
くれぐれもご注意を!
それに、
茶碗や椀を持ったまま香の物を食べたり、
ご飯の上に香の物をのせて食べるのは、
それダメ!です。
一度膳に置いてから
箸をつけるようにするんだそうです。